おーる。の走り書き

思ったこと感じたこと、記録にとっておきたいことなど自由気ままに書いておく場所です。良ければ気ままに見てください。

隻狼 SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE をやれ。頼むから。

 

 

隻狼をやれ。

 

 

 

 

どーも、おーるです。

 

突然ですが、実は私、久々に新しいゲームを買いました。

それがこちら。

 

 

 

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嘘です。

 

 

 

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はい、こちら。

SEKIRO:SHADOW DIE TWICE

通称、隻狼ですね。

 

友人に勧められて、買ったんですよね。激推しされて。

 

私は全てのプレイしたゲームについて語るわけではありません。この隻狼というゲームをプレイして自分が本当にやってよかった、出会えてよかったと感じたのでブログにしました。

 

やっていない人も、途中で挫折した人も、やってみたいと感じて、1度やった人も共感して、もう一度やってみたいと思えるような記事にしたいと思って書いていきます。

 

よかったら見ていってください。

 

それでは、個人的感じた『隻狼』について綴ろうと思います。

 

_____

 

 

このゲームの内容としては、ネタバレは避けたいので簡潔に話すと、忍者である主人公が主君に尽くす物語です。

 

早速言うと、初見でやった時ガチのマゾゲーなんじゃないと感じました。

 

なんといっても、この『隻狼』というゲーム、特徴として、類を見ない難易度の高さを誇ると思います

 

はじめに、意味不明くらい敵が強い。

 

簡単に言うならマリオでいうと1-1ステージでクリボーやノコノコが出るタイミングでハンマーブロスが3体同時に襲いかかってくる感じといえば伝わるでしょうか?

↓コイツ

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しかも、死んだら、お金経験値は半分に。(回収不可)

 

そして、何度も死に続けると、謎の病気が蔓延してNPCが病気になります。

 

さらに、この経験値はレベル制度ではないため、雑魚敵を倒しまくっても、主人公の攻撃力や体力や防御力が上がるわけでもなく、正面切って突進してもただの雑魚敵(?)相手に蹂躙されます。

 

それだけではなく、回復方法も限られているためゴリ押ししていると体力がなくなって死にます。

 

そして、先にいけなければ、ボスを倒せなければ、攻略することができなければ、ストーリーを進めることもできません。

 

同じところを周回して無慈悲に殺される。

死んだことによるデメリットが出てくる。

逃げたところでボス戦で殺される。

途中での雑魚敵でも殺される。

体力が足りなくてボス戦で蹂躙される。

また、デスペナルティ

ストーリーが進まない・・・。

 

 

虚無になりますね。

てかなりました。

 

如何せん、私は一般的に死にゲーと言われるものをするのが初めてで、要領も掴めていなかったのも原因にありました。

 

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』を死にゲーとカウントするならば、アレは強い敵に対しては逃げて後で戦えばいい。違うルートを選択して避ければいい。ということができます。

 

しかし、この『隻狼』というゲーム、ルートがおおよそ固定されており、『装備』という概念ないため、無双できるわけではない。

 

なんと主人公の忍者は、主に刀一本と自らのプレイヤースキルのみで全ての面をクリアしていかなければいけないのだ!!

 

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これは本来、一見すると、無理ゲーに感じられます。

 

私自身、キレました。

 

「こんなんガチの鬼畜なマゾゲーやんけ!!!!」

 

制作者の方々、スンマセン。

 

 

ただ私は視点を変えてプレイしたところ、このゲームは神ゲーへと昇華しました。

 

それは

 

私が、マゾヒストに目覚めたのです。

 

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・

 

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「そんなわけねぇだろ」

 

 

冗談です。

 

 

どういう視点かと言いますと、狡猾で姑息な忍びの視点を持ってプレイをするんです。

 

つまり、このゲームは公式で『ズル』することが許されているんです!!!

 

 

例えば、敵に向かって、正面から突っ走って戦いを挑めば体力を大きく削られますし、集団でリンチされれば確実に死にます。

 

しかし、塀を登って背後から近づいて暗殺したり、チラっと姿を見せて敵をおびき寄せたり、忍者のようにズル賢く攻略することが可能なのです。

 

頭を使って、どうすれば敵の目をかいくぐって上手く倒していけるかと考えてプレイできるアクションゲームは斬新でした。

 

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また、ボス戦も存在します。

正直、倒せはしますが、正面から突撃して戦うにはかなり骨が折れます。

 

初めてのボスだとしても、1発くらえば即死レベルです。

そんな相手を2回トドメ(2ゲージ分)を刺さなければ、ストーリーを進めない。ザラにあることです。

 

しかし、周りを見渡せばボスの周りに崖がある、茂みがある、民家がある、そういったことに気づきます。

隠れて崖から登って、背後から『忍殺』(トドメのようなもの)をすれば、1ゲージ減らすことができます。卑怯ですね。笑

 

また、敵の兵士からボスの弱点を盗み聞きしたりもできます。

 

このように攻略方法はいくらでもあり、周りを見て気づき、頭を使って推理して、倒し方や攻略方法を推理します。無策で突っ込むのではなく、『忍者らしく』卑怯な勝ち方が肯定されます。

 

ボス戦は、それだけでなく攻撃パターンを把握して、隙を熟知していくことが可能です。

突きに対して『見切り』、薙ぎ払いに対して『ジャンプ』、掴みに対して『回避』など、相手の動きに対して一つ一つ対処法を考えます。

 

序盤のボスといえど、何度も死ぬでしょう。

軽く10〜15回以上死にます。下手すればもっと。

 

しかし、死ぬ度に自分が目に見えて成長を感じられるゲームもなかなかありません。

 

次こそは倒せる。あの技に対してちゃんと見切れるようになった、この技は逃げなければいけないなど、『考えて』プレイしていき、倒した暁には何者にも変えられない達成感を得ることができます。

 

しかも、このゲームアクションが全てスタイリッシュでカッコイイんです!!

 

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忍者ならでは、といいますか、そういった動きが感じられます。

 

ボスの動きパターンを把握した時のプレイスキルで自分が無双してる感覚は何事にも変え難いものです。笑

 

私は、そういった視点をもってプレイを重ねていくごとに気がつけば『隻狼』にどハマりしていました。

 

 

また、忍者ならではの道具も存在します。

 

飛んでいる敵を手裏剣で撃ち落とすのもよし、動物に爆竹を使って怯ませるのもよし、火が苦手な敵を状態異常にさせるのもよし・・・

 

ネタバレは防ぎますが、まだまだ沢山の忍具が存在します!

 

そういった忍具を素材を集めて強化させていったりする楽しさや、経験値からスキルを強化させて戦いを有利にさせる楽しさも存在します。

 

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他に、日本ならではの『和』を感じさせる世界観も見どころです。

 

重厚な城、神秘的な建造物や自然環境、どことなく不気味な仏像や、妖怪や幽霊が違和感なく導入されるダークな雰囲気、なんといっても主君と家来の固い主従関係のストーリー。

 

ただ難易度が高いだけのゲームではありません。

 

BGMも、他ゲームにはない和の雰囲気を醸し出しています。

 

あと、アイテム欄の説明の意味深感が良いですね・・・。

 

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ネタバレは避けていきますが、このようにほとんどのアイテムに意味深な説明があって、世界観に惹き込まれるのも、このゲームの良さです!

 

若干ダークな感じが怖くて、怖いものが苦手な自分は夜中プレイできませんでしたが、自分がビビリなだけで普通の人は楽しく出来ると思います。笑

 

なんか、プレイをしていて、DK64を思い出しましたね・・・。(全然別ゲーだけど)

 

 

 

  • 終わりに

 

熱弁してしまいましたが、『隻狼』の良さは伝わったでしょうか。

 

最近では、スマホゲーが流行ってますね。

課金すれば、強くなれる。

言い方は悪いかもしれませんが、片手間で出来るお手軽なゲームが増えています。

 

自分自身そういうゲームは好きですし、否定するつもりは毛頭ありません。

 

ただ、そんな感覚で隻狼に私は出会いました。

 

ただただ衝撃でした。

アクションゲームで難易度の高さを自力で考えて攻略する。

 

コンボコマンドや雑魚敵から得るレベル上げからの無双できません。楽してクリアはできません。無策で突撃すれば、本当に序盤で詰みます

 

必要なのは、発想力と学習力と推理力である。

そういったメッセージ性を感じました。

 

攻略する方法はたくさんありますが、攻略できればいいんですよ。

 

もちろんアクション苦手な人でも、全然戦い方によっては絶対攻略できるので心配しなくても大丈夫です!

人によってプレイスタイルは異なります。しかし、それが全て許容されるのもすごい!!

 

言葉では伝わらない魅力的なこともまだまだ沢山あります。作り込まれた城の景色見ながら散策するだけでも楽しいです。笑

 

ぜひ、やって欲しい。そんな一作でした。

 

 

最後に。

 

隻狼をやれ。

 

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

 

おーる